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ダイハツのお車で、よくある事例をご紹介します。エッセ、ムーヴ、タント、ミライースなど年式で違いますが同じ症状があります。

型式L157Sのムーヴ。エンジン型式はKF。平成20年車。距離55000㎞。の場合。
走っていると前からキーキー音がするという事で入庫しました。

他にも似たような症状で、
なんだか走行しているとガラガラ音がする。
走行中にキィーンと高い音が聞こえる。など。

状態で聞こえる音が違ってきますが、ダイハツの軽自動車でよくある修理事例が、エンジンに付いているウォーターポンプという部品が原因で音が出ることが多いです。




ウォーターポンプとは、エンジンを冷却するためのクーラント(冷却水、ダイハツの場合は赤色の液体)を循環させるためのポンプになります。 エンジンの補機ベルトで駆動し作動させていますが、補機ベルトの張力が強すぎた場合にポンプの軸受けが僅かに動き、異音を発生してしまうことがあるんです。
要はベルトを強く張りすぎると歪んじゃうという事ですかね。
音が出ている場合にはウォーターポンプの交換が必要になります。


特に今までなんの整備をしていない車でも異音が発生することもあり、ダイハツから保証が出ていました。最初は新車登録から3年、6万km以内を対象にしていましたが、保証が延長になり7年、10万kmになりました。新車登録から保証期間内であれば無償で修理ができます。
しかし、対象の車の保証期間はもう終了になりました。
それ以降に製造された対象の車ではない車種でも、ウォーターポンプから異音が出ている車は、よく見かけます。
症状としては、走行中にエンジンルームよりキィーンと高い金属が擦れるような音が聞こえます。最初は走り出しや、止まっている時などに音が聞こえます。速度を上げると聞こえなくなることが多いですが、症状がひどくなってくるとガラガラと音が変わってきます。この状態で乗り続けるとウォーターポンプが完全に歪んでしまい冷却水が漏れる恐れがあります。冷却水が漏れてしまえばエンジンを冷やすことが出来なくなるのでオーバーヒートしてしまいます。オーバーヒートでのエンジンの状態にもよりますが、最悪の場合はエンジンの修理や交換が必要になることも。。

そうならないためにも車の故障は早期発見が大切です。異音がするや、いつもと調子が違うなど、少しでも気になるところがあるなら工場へ相談して点検をしましょう。

ダイハツのウォーターポンプで異音が出始める初期症状があります!それは車のエンジンを切ったあと!普段ならエンジンを切る時に、なんにも気にしたことはないと思いますが、ダイハツのウォーターポンプはカギを回してエンジンを切った時に、エンジンが完全に止まる直前にキュッと高い音が聞こえます。
ウォーターポンプ鳴きとも言っていますが、キュッっとウォーターポンプから異音がするのが分かります。

ダイハツにお乗りの方で気になった方は、是非エンジンを切った後に耳を傾けてみてください。キュッっと聞こえたら早めに工場へ連絡しましょう!



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